2018-12-04

Asia Haptics 2018

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https://photos.app.goo.gl/pkUL7AyrGDGM6Kue9

10月に参加した国際会議。

QUICKで動画にしてみました。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17973245020162948/
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2018-06-17

サルタヒコの謎を解く

『サルタヒコの謎を解く』

面白かった。
古事記や日本書紀における天孫降臨の場面に突如として登場してアマテラスなどの主要な神々を退けるという圧倒的な存在感を放ち、それ以外には記述がない異形の神猿田彦。
その由来や各地に残る猿田彦信仰、古代の信仰の在り方について紐解く奇書。

サルタヒコについてはその異様さを強調したり、オカルト的な解明に偏った書冊もあるけれど、本書は現在まで続く各地の祭りや芸能に残る神話、地名の名残りからその事態に迫る。
宗派宗教や経典宗教ではない、古代神道の信仰のおおらかさが感じられる一冊だと思う。



サルタヒコの謎を解く
藤井 耕一郎 著
河出書房新社 2015/10
目次
プロローグ 入れ替えられた神と怪物
第1章 サルタヒコとアメノウズメの“にらみ合い”
第2章 サルタヒコが住んでいたサナダとはどこか
第3章 サナギと呼ばれた銅鐸はなぜ消滅したのか
第4章 仮面をかぶって舞い踊った漁撈民の“神懸り”
第5章 遠賀川と津軽平野をつなぐ“オカメ”の道
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2018-06-04

Valerian and the City of a Thousand Planets

古き良きスペース・オペラとバンド・デシネの雰囲気を上手く混ぜ合わせたような映画。
好き嫌いな分かれるだろうけど、なによりギャバンやシャリバンと同じ「宇宙刑事」(?)のバディものときたら好きにならないわけにはいかない。

原作は監督のリュック・ベッソンが子供の頃から大好きな作品で、これまでの作品は予算の獲得や技術の発展を待つためのものだったというほどだ。
しかし、「全体的な興行は大失敗で1憶3500万ドルの損失を計上したとして、ヨーロッパ・コープのCEOが2017年をもって退任という事態を招き、新たなCEOとしてリュック・ベッソンが就任することとなった」とのこと。
CEOが引責して、その監督が次のCEOとは不思議な感じ。

なんの予備知識もなく突然、ハービー・ハンコックが画面に表れた時は思わず笑ってしまいました。


Valerian and the City of a Thousand Planets
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

フランス 中国 アメリカ UAE ドイツ 2017年
監督 リュック・ベッソン
脚本 リュック・ベッソン
原作
 ピエール・クリスタン(英語版)
 ジャン=クロード・メジエール
 『ヴァレリアンとローレリーヌ』(漫画)
製作
 リュック・ベッソン
 ヴィルジニー・ベッソン=シラ(英語版)
製作総指揮
 マーク・ギャオ
 ジン・ドン
 グレゴリー・ウェノン
 JC・チェン
出演
 デイン・デハーン
 カーラ・デルヴィーニュ
 クライヴ・オーウェン
 リアーナ
 イーサン・ホーク
 ハービー・ハンコック
 クリス・ウー
 ルトガー・ハウアー
音楽 アレクサンドル・デスプラ
撮影 ティエリー・アルボガスト
編集 ジュリアン・レイ


ジャズメンのハービーが出演してるのは関係ないんだろうけど、ジャズ的な音楽も上手く使われており、カーラ・デルヴィーニュが歌う主題歌はなんだか癖になる楽曲だった。
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Pacific Rim: Uprising



前作の重厚なインパクトに比べると軽快なアクション映画という感じだけど、面白かった。

Pacific Rim: Uprising
『パシフィック・リム:アップライジング』

アメリカ 2018年
監督 ティーヴン・S・デナイト
脚本
 エミリー・カーマイケル(英語版)
 キラ・スナイダー
 スティーヴン・S・デナイト
 T・S・ノーリン(英語版)
原案
 スティーヴン・S・デナイト
 T・S・ノーリン
原作 キャラクター創造
 トラヴィス・ビーチャム
製作
 ジョン・ボイエガ
 ケイル・ボイター
 ギレルモ・デル・トロ
 ジョン・ジャシュニ
 フェミ・オーガンズ
 メアリー・ペアレント
 トーマス・タル
出演
 ジョン・ボイエガ
 スコット・イーストウッド
 ジン・ティエン
 ケイリー・スピーニー
 菊地凛子
 バーン・ゴーマン
 アドリア・アルホナ
 マックス・チャン
 チャーリー・デイ
音楽 ローン・バルフェ
撮影 ダン・ミンデル
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2018-06-03

Whiplash

自宅作業日。合間にAmazonプライムで『セッション』を鑑賞した。

アカデミー賞3部門受賞し、猛特訓した役者本人の演奏でも話題になった作品。
パワハラやスパルタ教育がニュースになるたびに話題に取り上げられるけれど、製作者はそうしたものを肯定的に描いてるわけでもなく、物語全体も無駄をそぎ落としたドライな印象。しかるに多義的な解釈が可能なのは、アカデミーに好まれそうな作品の特徴なのだろう。
原題は劇中演奏曲と同名の「Whiplash(むち打ち)」。
結末は、曲がりなりにもジャズを弾いていた自分としてはそれ以外ないだろうと思うくらい予想通りの流れだったけど、存外、意外性を持って受け止めた人も多かったようだ。

ところで、冒頭、主人公が父親と二人で観ていた映画が『男の争い (DU RIFIFI CHEZ LES HOMMES/RIFIFI)』だったのは、なにか隠喩があるのだろうか。

Whiplash
『セッション』

アメリカ 2014年
監督 デミアン・チャゼル
脚本 デミアン・チャゼル
製作
 ジェイソン・ブラム
 ヘレン・エスタブルック
 ミシェル・リトヴァク
 デヴィッド・ランカスター
製作総指揮
 ジェイソン・ライトマン
 コウパー・サミュエルソン
 ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
出演
 マイルズ・テラー
 J・K・シモンズ
音楽 ジャスティン・ハーウィッツ
撮影 シャロン・メール
編集 トム・クロス
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2018-05-30

ALGOGRA正式版

大人と子供が共に楽しめてアルゴリズムの基礎も学ぶことができるボードゲーム、ALGOGLAが各専門店の他、Amazonでも購入できるようになったそうです。

 ALGOGLA/ AMAZON販売ページ




手前みそながら、小学生でも簡単に始められ、大人が遊んでも手応えのある面白いゲームになったと思います。
プログラミング教育の教材やアルゴリズム学習の一環としても。

 cf. 公式サイト
http://algogla.com/
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