ペンチと金づちで元の柄を破壊。
バトニングによる薪割りに向いた「フルタング」という種類のナイフなので、握りを外すと刃先から柄尻まで一個の金属の塊になります。
穴にコードを通して巻く。
日本刀の柄のような巻き方も考えたけど握りが太くなるのでシンプルな螺旋巻きにしました。
渋めの色のコードも格好良いけど、草むらや薪束の中に落とした時に見つかりやすいように派手なコードをチョイス。
暗い夜の焚火では案外と物を見失いやすく、かといって焚火の灯りを楽しんでいる最中に頻繁にヘッドライトを付けるのも味気ないもの。
下げ紐もあえて長めにして目立ちやすいように。
そこそこのテンションをかけて二重に巻いたので、弛みもなく、若干のクッション性も増して握り心地は上々の仕上がり。
以前はバトニング(棒で刃の峰を叩いて斧代わりにすること)するたびに手に衝撃が響いていたけど、若干、叩きやすくなった気がします。
いざという時(そんな時はないだろうけど)、ほどけば元のパラコード(2mほど)としても使用可能。
作業用の皮手袋、アンテナ代用の火吹き棒、折り畳みノコギリ(シルキーボーイ)、フルタングナイフの焚火四点セット。
パラコードの色を揃えて統一感を演出してみました。
つづく